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ドラマにおける髪型とリアリズムの関係について


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先日、テレビ朝日系列で放送された
「刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史」
圧倒的に面白かったです。

ここ数年は大河ドラマでさえ「トホホ」な有様で、ほとんど見ていませんでしたが
このドラマはグイグイ見てしまいました。

事件が冤罪だったか?否か?はともかくとして、出演する俳優陣の圧巻なこと!
これでもかっ!と、気合いの入った俳優さんばかりでした。

(冒頭に出てきたカメラマン役のオネィチャンにはチョット凹みましたが
ドラマ全体からすると、極力出演時間が押さえられていて、グッジョブです)

なにが素晴らしかったって、俳優さんたちの髪型ですよ!

戦前〜戦後すぐの日本人は、こざっぱりとした髪型が主流だったのですが
日本のドラマでは、俳優さんのスケジュールが過密なため、そうそう髪型を
さっぱりすることができないことが多い。いつも残念に思っておりました。
(キムタクの特攻モノ映画はアホかと思いました)

このドラマではほとんどの俳優さんが、さっぱりとした髪型で挑んでおられました。
なので、違和感なくグイグイと引き込まれたような気がします。
惜しむらくは柴田キョーヘイ氏の髪型と老けメイク。
渡辺謙に年を追い越されてました。残念ナリ。

近年は、若手のキンキン声の俳優さんばかりが出てくるドラマが多くて
ほとんど見なくなってしまいましたが、こんなドントコイ!で熱いドラマが
もっともっと見たいもんだなぁ、、、!!と、切に思います。

フジテレビ系列の「松本サリン事件」のドラマは、被害者の妻が倒れた後も
しっかりメイクなのが、どうしても気になってしまって、リアリティに欠けて
しまいました。
実際の介護の姿を報道などで見て、とても感動してしまっていたのが
仇になったようです。

TBS系列の「官僚たちの夏」、、、期待したかったのですが、オリジナリティあふれる
普段着の俳優さんたちの髪型なようで、せっかくのセットも台無しなようです。
予告編見て、ガッカリ。
by nonsvch | 2009-07-05 16:21 | thinking